どんなデザイナーに依頼すればいいの?農家がデザイン作成依頼する時のポイントをまとめてみたよ

葡萄のカネオクの奥野成樹です

農家とはかけ離れた世界の話

今回のテーマは「デザイン」です

 

例えば、農園のロゴデザイン、商品のパッケージ、ホームページのデザインと

農家もデザインと向き合うシーンがあります

 

今日はデザインに関していろんなサービスを試してきた経験から

デザイン依頼のポイントをまとめてみました

デザイン費用は、ほんとピンキリ

まずは費用に関して

デザインの世界は定価がないと言っても過言ではありません

 

我々農家の感覚だと、ぶどう100グラム150円とか、250円とかだいたい相場があるので

ロゴデザインひとつ3万円とか、5万円とかそういうイメージを持ってしまいますよね

 

もちろん、自分で値段をつけて売れる販路があれば 農作物も単価は自由自在に決められるわけですし

高い技術で作られた高品質な農作物は高く取引されるわけで、農業の世界でも相場があまり関係ないこともあります

しかし、デザインは作り手によってその単価が大きく違います

 

例えばロゴマークひとつとっても、個人のデザイナーが数千円で作るものから

大きなデザイン事務所が数百万で作成するものまで本当にピンキリ。

 

もちろん、我々のような家族経営の農家で数百万もデザインにはかけれない (かけたくもないけど)ので

自分の予算に合った選択肢を探すことになります

自分に合ったデザイナーを探すために

で、デザイナーを探すわけですが、

何を指標にして決めたらいいのかわからないですよね

 

とりあえずネットで検索すると

プロのデザイナーから、なんちゃってデザイナーまで、デザイナーは山ほどいるのがわかります

そんな中で自分に合ったデザイナーを探し出すのはどうしたら良いのか?

 

作ってもらうデザインはオンリーワンの一点モノですし

作ってもらわないとどんなものになるのかわからないです

 

だからといって、雰囲気でデザイナーを選ぶと、ホント後悔します

 

痛い目に合わないように以下参考にしてください

デザイナーに頼む前にやること。依頼内容の明確化

まず、デザイナーと接触する前に

何を依頼したいのか明確にすべきです

 

資金に余裕があるなら、「トータルブランディングをしてほしい」とか そういうお話もできますが

そうでない場合は、ロゴが欲しいのか、商品のパッケージなのか、ウェブデザインなのか、はたまたウェブの構築なのか?

具体的に何をお願いしたいのか明確にしましょう

 

というのも、今の時代、パソコンが操作できれば結構自分でなんでも作れます

例えば、ロゴだけ作ってもらって、シールやのぼりは自分で発注するとか

ウェブページも素人でも簡単に作れるサービスがあります

 

たとえばペライチを使えばランディングページが無料でで作れます。おまけに超簡単。

決済機能も月500円で付けれます

 

このブログも自分で勉強して作りました。

ブログ用のテーマ「スワロー」を購入(9000円くらい)して自分で作りました

サーバーの初期費用が3000円で、初期費用は12000円くらいです

 

デザインも月1200円位でアドビのイラストレーターが使えます。

ちょっと勉強すれば簡単なデザインは作成できそうです

 

もちろんプロに任せたほうがいいものが間違いなくできますので

使える予算をみて判断してください

 

次に、もう一段 イメージを具体化させましょう

例えばロゴデザインを作ってもらう場合は

どんなイメージのロゴを作って欲しいのか、ネット上で調べてみましょう

例えば、ピンタレストを見ると素敵なデザインが沢山あるので、自分のイメージに近いものが見つかると思います

デザイナーと話をする時にイメージに近いデザインで世界観を示せるとGooです!

デザイナーの得意分野を見極める

私はもと商品プランナーですから、

社内のデザイナーともしょっちゅう やり取りがありましたし

デザイナーとのやりとりは、一般人よりは慣れているはずです

 

そんな自分でも、ロゴデザインを依頼するにあたって上手く行かないことがありました

何度修正をしてもらっても、なかなかイメージ通りにいかないこと。結構ありました

 

思い返してみると、そもそもデザイナーの得意なデザインと

自分の作って欲しいデザインのテイストが合っていなかったように思うし

テイストではなく、デザインに対する「感性」が違ったようにも思う

 

どうすれば、自分に合ったデザイナーに出会えたのか?

そのデザイナーが自分に合っていると見極められるのか?

自分なりに紐解いていきます

出会う前に「自分好みのテイストか調べてみる」

デザイン依頼すべきなのか判断するポイントとして、

お願いしようとしているデザイナーの過去の仕事(デザインしたもの)を見ておくことが大事です

 

人間誰しも得手・不得手があるように、デザイナーにも得手・不得手があります

もし過去の作品や、ポートフォリオが見れるとすれば、それをじっくり見てください

 

その中に、自分が「こんなデザインがいい!」と心底納得できるデザインがあれば依頼してもいいですが

全体的に「ちょっと違うんだよな〜」と違和感を感じるデザインであればキッパリやめたほうがいいです

 

ウェブに掲載しているデザインはそのデザイナーにとって自信作であり

「私に頼むとこういうの作れますよ」というメッセージのはずです

そこに違和感を感じるということはデザインのテイストが自分の好みとズレていると考えたほうがいいです

 

デザイナーの立場からすれば、わざわざ得意でないデザインテイストに寄せて

(自分の中で)完成度が低いと思うデザインを作ることはしないでしょうし

 

どんなに「こんな感じに仕上げて欲しい」と要求を出しても

そもそも、デザインの評価軸にズレがある以上

ピントの外れたようなデザインしか出てきません。経験上

 

だからといって、農家がデザインに割ける費用は数万円〜数十万円くらいが限界ですし

それくらいの費用だと 何度も修正をお願いするとデザイナーの人件費に対して合わなくなってきます

費用が合わなくなってくると、デザインに割ける工数も減り

出てくるデザインも、ますますイマイチになってきます

 

結果、農家的には思い切って費用をつぎ込んだつもりでも、

大したデザインが出来上がってこない。それどころかだんだん迷走していく

デザイナーからすると、何度修正しても納得してもらえないという負のサイクルに入っていきます

お互いが不幸です

 

なので、そもそも 自分好みのデザイン実績があるデザイナーなのか?

事前にしっかりと見ておきましょう

 

デザインの依頼前は

もちろんデザイナーサイドも仕事が欲しいので

自分の過去の大きな仕事の実績などを見せてきますし

「経験があるので、どんなテイストでもできますよ!」

と、誘ってきます

 

が、そこはシビアに見極めてください。

どんなテイストでもできるかもしれないけど「自分の得意に寄せるでしょ?」

実際そんなもんです

 

本当に自分と合うデザインが作れる人なのか?冷静にみることが必要です

デザイナーのホームページや過去の制作物をじっくり眺めて

ちょっとでも「違うなぁ〜」と思った時はやめたほうが懸命です

最初の打合せで「どれくらい話を聞く姿勢があるか」

コレほんと大事です。デザイナーの良し悪しを判断する上で一番大事かも

最初の 打ち合わせ時の対応でやる気のあり・なしが見えてきます

 

そもそもの話ですが、

デザイナーは、「上手な絵を描く人」ではないです

 

デザインの英語の意味は「設計」

自分で考えて、デザインを組み立てていくわけです

もう少し近い言葉を使うと、「(デザインを)クリエイト(創造)する人」がデザイナーです

 

決して、「こんな感じの絵を描いて欲しい」と言われて、指示通りにそのまま作る人ではないです

もちろん、最終的にはクライアントのイメージに合わせる必要性がありますが

大前提の話として、デザイナーがクライアントの想いを汲み取って、デザインをゼロから考えないといけません

 

指示通りにデザインを作ってもらうサービスを求めている場合や

具体的に作って欲しいデザインが描けている人は、

あんまりお金をかけるのも勿体無いですし

デザイナーの創造性は必要ないので、クラウドワークスにでもデザイン発注してください

クラウドソーシングで十分です

 

やる気のあるデザイナーと実際に会って話す時は、

どんな絵を描いてほしい指示を求めるのではなく

クライアントの中にある「想い」を探ってくるはずです。

農園に足を運んだり、作物に触れたり、農園の歴史や、

園主の人柄なんかについてまで興味を持ってくれるはずです

そんな深いところにまで寄り添ってくれるのが、「やる気」のある いいデザイナーだと思います

その中で感じたものを、じっくり考えてデザインに落とし込んでくれるでしょう

 

一方で、お絵かきするつもりのデザイナーの場合は、あんまり話をきいてきません。

どんな感じのデザインがいいのか?だいたい完成物がどういうものだといいのか?という話が多く

自分から積極的にこちらの情報を取りに来ません

ポーズでひととおり聞いてくるかもしれませんが、サラッとしてます

自分から農園に来るなんて話はしてきません。面倒なんでしょう。

農園のロゴなんかを考えている場合

デザイナーが 農作物や畑に興味を示さない時は、そんなやつ やめたほうがいいです

小遣い稼ぎのつもりで、ちゃちゃっと作るデザインに納得いかないと思いますし

出来上がったデザインもピントのズレたものになってしまいます

 

こういうデザイナーは総じて、「農家なんかちょろい」と見下している雰囲気がただよってますし

納期から遅れたり、遅れた割には肝心なところにミスがあったりします

ここは自分の偏見もありますが、実際にあった話です

 

なので、デザイナーの「やる気」はすごく大事です

最初の打合せの時は、積極的に話を聞いてくれるデザイナーがどうか注目してください

違和感を感じたらやめておきましょう

まとめ。最終的には信じれる人を選ぶということ

デザインは一度依頼してしまうと後には引けません

気合を入れたデザインを作る時は、頼む人は慎重に選びましょう

 

どんなに実績があるデザイナーでも

自分の求めるようなデザインが作れる人なのか、

どこまで「やる気」を出してデザインを創造してくれる人なのか?

きちんと調べましょう

 

 

ここまでを まとめると

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①自分が作りたいデザインを明確にし

②そのデザインを作れるデザイナーを妥協なく探し

③実際に会ってみて「やる気」を確認してみる

④あとは「決断」選んだ人を信じて任せる

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ということですね

最後に、ガチのデザインには お金はもったいぶらない方がいい

デザインはカタチのないもの

そんなものに数十万円も払えない

というのが普通の感覚だと思います

 

そのお金を稼ぐためにどれだけ農作物を作らないといけないか考えると

勿体無い気持ちになります

 

しかし、本気で事業をするなら

デザインもこだわるポイントの一つなのは言うまでもありません

 

たとえば、葡萄のカネオクではお中元の贈答用ぶどうが年間の売上の大きなウェートを占めます

大切な人への贈り物だからこそ、箱デザインにもこだわって欲しいというお客様もいますし

そういう声が無くても、潜在的なニーズは必ずあります。差別化にもなる

 

なので、ロゴマークや農園の根幹となるデザインには思い切った投資をした方がいいと思います

中他半端なデザイナーに、少額で依頼するとそれ相応のデザインしか出てきません

自分の納得いくデザインを作ったことのある、実績のあるデザイナーにお願いして作るべきです

 

とはいえ、そこまでお金をかけられない…

それに、お金をかけたところでどれくらい売上に反映されるのか

やってみないとわからないですよね

そうなってくると、家族や従業員にも説明が難しいかもしれません

 

でも、そんな人に朗報があります

「小規模事業者持続化補助金」が平成30年度予算でも公募が始まりました!

デザインなどソフト関連の投資に最大50万円、2/3の割合で補助が出ます

この事業を使って、農業経営にデザインを取り込んでみませんか?

 

ちなみに葡萄のカネオクは、デザインのためにこの補助事業取りに行きますよ!

またブログで報告させてもらいます

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました

 

葡萄のカネオク

奥野成樹